日本ではあまり見かけないくらいレアなスウェーデンの工業デザイナーGunnar Cyren（グンナー・セイレン／グンナー・セイレーン／グンナー・スィレーン）は、1931年に生まれ、ストックホルムのアートスクールを卒業後、1950年代後半からスウェーデンを代表する企業と関わり、たくさんのガラス・貴金属のデザインを手がけました。
日本でも有名なガラス工房オレフェス（Orrefors）のデザイナーとして一躍知名度を上げましたが、使用する素材はガラスにとどまらず、プラスチック、シルバーなど、彼の残したデザインの数は膨大で、デザイン界に残した影響も計り知れません。
オレフェスのほかにも高級カトラリー製品で有名なゲンセ（GENSE）などにも作品を残しています。